【64日目】アラサーの誕生日の恨み
もう10月。
10月といえばハロウィン♪
日頃は真面目で引っ込み思案な日本人がここぞとばかりに仮装してオープンになれる日ですね。
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福岡タワーもハロウィン仕様で可愛くなっていました。
盲腸疑惑のあるニートの彼氏、のんちゃんは結局脱腸だったようです。
脱腸ってあまり身近に感じてなかったのですが実は10人に1人なる病気で、ヘルニアの一種らしいです。
中には気づかずに過ごしている人も多いんだとか。
手術決定ののんちゃんは生活保護受けようかなぁと画策していました。なんでも生活保護者は医療費タダになるらしいのです。
とことん日本て優しい国ですね。
のんちゃんはどんどんニートらしい知恵をつけていますが、なんだか税金の無駄遣いな気がして良心が痛むので止めさせようと思います。
話は飛びましたが、ハロウィンで思い出したのでのんちゃんへの恨みを書きます。
のんちゃんはイベントに重きを置いていません。
クリスマスに関しては「ケンタッキーが食べられる日」という認識のようで毎年楽しみにしていますが、2人の〇〇記念日とかは一切スルーです。
プレゼントも記念日だからとかは嫌で、形に残るものもあまり渡したく無いのだとか‥‥
お菓子とか小ちゃな雑貨とかは気まぐれに買ってくれるんですけどね。
ちょっと寂しいですが、男の人ってこういう人いるよねーと割り切っていました。
私も記念日に関してはいちいち覚えていないタイプで、クリスマスもお互い高価なプレゼント用意して、雰囲気のいいレストラン予約してなんてのは気疲れするので望んでおらず気にしていませんでした。
しかし、誕生日を無視された時にはさすがに荒ました。
しかもその日はのんちゃんもお休みで一緒に居たのにです。(この時はまだ働いてました)
小春日和に散りゆく桜を見て
「きれいだねー」
ほのぼのしているのんちゃん
「そやな」
ほのぼのしない私
もやもやを抱えながら普通に散歩して帰りました。
「おめでとう」の一言が欲しかっただけなんです。
プレゼントはもともと期待していなかったので。
あまりのスルーっぷりに帰り道に1人ホロリとしてしまいました。
この恨み晴らさぬべきかと思った私は帰宅後恨みを込めてのんちゃんにLINE。
「おめでとうも言ってもらえへんだから自分でお祝いする」と。
自分で買ったケーキの写真と共に。
陰湿です、はい。
のんちゃんもこの件に関しては少し反省したらしく、次のお休みにお祝いをし直してくれました。
ハッピバースデーの歌を歌って乾燥肌の私の事を思ってちょっと良いボディクリームもプレゼントしてくれたので今回の事は水に流して仲直りしました。
言いたい事は言わないとダメですね。
のんちゃんも悪気があった訳ではないので。
勝手に黒い気持ちになった自分も反省です。
プレゼントを渡す前に目をキラキラさせながら
「プレゼントなんだと思う?!これくらいの大きさでね、パカって開く入れ物に入ってるよ!」
って指輪を連想させるクイズをジョークのようにアラサーに向かって言ってきた事は許していませんが。