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彼氏がニートになりました

起業家になりたい!と仕事を辞めてニートになった30歳の彼氏の観察日記です

【144日目】心が弱い事は良くないかもしれなけど決して悪ではない

つい先日、今年一番心がもやもやする事がありました。

 

のんちゃんのニート記録とは関係ないですがどうしてもこのもやもやを留めて年越したく無くてここで吐き出させていただきます。

 

わたしの働いている会社は割と離職率が高く、病んでしまって突然来なくなる人もたまにいます。

その為年齢層も若いです。

 

みんなまだ若いからなのか、そういう病んで辞めて行く人の事を平気で悪く言うのです。

「責任感が無さすぎる」だとか「みんな忙しいのは同じ」とか‥

 

この前の繁忙期を過ぎた頃から様子のおかしい社員が現れました。仮にMさんとします。

中途社員で入社したMさんとは大して親しいわけではありませんでしたが、いつもニコニコしてすごく感じの良い人でした。責任感も強く頑張り屋さんでテキパキしていてお客さんからの評価も高かったと思います。

しかし繁忙期をすぎた頃から体調不良という事で休みがちになりしばらくすると音信不通になってしまったのです。

それからはもう本人と話しもできない為、退職という事に。

 

Mさんが休みがちになった頃、店舗にクレームが入りました。

以前Mさんが契約した内容でその後なんの連絡もないが大丈夫なのかと。

他の社員はMさんの仕事内容を把握しておらず、Mさんに鬼電して何とか確認。

Mさんは手続きはちゃんと終わっている。大丈夫ですと答えたそう。店長からお客さんに説明。

でも実際は何も手続きができておらずまたクレーム。

またMさんに鬼電するが音信不通。

仕方なく別の社員にて対応する事に。

お客さんは大激怒。

 

という流れでした。

確かに尻拭いをさせられた社員はたまったものじゃないですね。

同僚の若い社員も「嘘つくとかありえなくないですか?!」とか「正直に話してくれればこんなクレームにならなかったのにバカなんですかね」とか平気で言ってました。

30過ぎの上司まで「マジでくそやな。弱すぎ」と言った事にもびっくりしました。

 

私この会社で働いてて大丈夫かなと心配になりました。

 

「そういう判断もできなくなるくらい追い詰められてたって事じゃないですか?」とやんわり口を挟むも「いやいや、そんなの甘えですよー。あずまるさん優しすぎー」と流される。

 

あー、ここの人達は幸い今まで病んだ事がないんだなと思ったのと同時に周りに病んだり気分が塞ぎ込んで何もできなくなる人に出会っても「甘えてるとか心が弱いやつ」で済まして来たんだなぁと感じました。

 

心の弱い敏感な人はどんどん辞めてしまって、心の強い鈍い人が残って、どんどんこんな風潮がこの会社では作られて行くのかなぁ。

 

確かにMさんの心は弱かったかもしれませんが、いつもニコニコ責任感の強い分ダメージも人一倍感じてただろうし、中途社員だから気楽に愚痴を吐ける同期もいなくて辛かっただろうし、決して悪い人ではなかったと思うんです。

少なくとも平気で会社を休み、平気で嘘をつくような人ではないはずです。

会社を休んでいる間も、どうして自分はみんなと同じように働けないんだろう、迷惑かけてみんなに嫌われてるだろうと自分で自分を責めていたんじゃないかと思います。

 

心が強い事が正義で、弱い事が悪なわけがない。

 

そもそも最初のクレームの時点で店長がMさんの異変に気付いて別の社員か自分で対応する判断をしていれば大きなクレームにならなかったし、そんな状態のMさんにまた任せようとするのがおかしい。

 

何より心が病んでしまって辞めて行く人を上からバカにするのは許せなかったのです。

みんなそれぞれ忙しく頑張ってるのに、同僚が突然音信不通になってその尻拭いまでさせられたら嫌味の1つも言いたくなるのはよく分かります。

でもせめて言っていいのは迷惑を被った周りの人だけじゃないかなと。

 

私も前職を辞める少し前、鬱ほどにはなりませんでしたがどんどん気分が落ちていました。

接客業だったのですが、数字ばかり詰められているうちにお客さんと楽しんで話ができなくなってきたんですね。初めの頃は買ってもらえた事が嬉しくて、わくわくしながらお礼状を書いたりしていましたが、だんだん売れない事が怖くなり、買ってもらったらホッとするようになりました。催事のお誘いに何度も電話したり。

中には明らかに嫌がる方もいらっしゃいます。

なんだか自分の性格がどんどん悪くなっている気がして辛くなって。

もちろんキラキラ楽しみながら頑張っている先輩もいたと思いますが、それを見本にしよう!では無く、私にはできないというネガティヴな感情に拍車がかかりました。

 

 電話でのんちゃんにもう辞めたいと漏らした時、のんちゃんは「もう明日から行かなくていいよ!」と言ってくれました。

「いやいや、行くよ。いきなりはダメでしょ笑」と答えましたが内心すごく救われたのを覚えています。

せっかく正社員なのにもったいないとか、もうちょっと頑張ってみれば?とかでは無く、辞めてもいいし辞める事は大した事じゃないと言ってもらえてすごく楽になったんですよね。

私自身何度も、まだ、もうちょっと頑張ってみようを繰り返して逃げる事は悪い事だと苦しくなっていたので沁みました。

さすがのんちゃん。惚れ直しました。

 

話はそれましたが、逃げてもいいし心が周りの人よりちょっと弱かろうがそれは悪じゃない!って言いたかったんです。

病んで自分を責める前に逃げることも必要だし迷惑かけようがそれは自分を守る為にすごく有効で必要な事だと思っています。

 

シロクマがハワイより北極で生きるほうを選んだからといって、だれがシロクマをせめますか

西の魔女が死んだ』の中の好きな一節です。

 

私は決してMさんもシロクマも責めたくないし周りに染まらないでいようと決心しました。

できるなら周りの人の意識も少しでも変えられたらなと思います。

 

大人の対応だの自立だの周りはごちゃごちゃいうと思いますが、どうしようもなく辛くなったら責任転嫁でもなんでもして逃げましょう!

 

以上