彼氏がニートになりました

起業家になりたい!と仕事を辞めてニートになった30歳の彼氏の観察日記です

【45日目】ニートに優しい国 にっぽん!

のんちゃんがニートになって1ヶ月半。

 

貯金も無い30歳。家賃も払っていかないといけないし、特に節約してる風にも見えません。

飲みに行ったりもしてるし大丈夫なのか心配になってきました。

 

 

「ところで生活費大丈夫なん?」

 

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「・・・・」

 

 

 

 

という事で、とりあえずニートの命綱「失業保険」の申請だけでもしておこうとハローワークへ行ってきました。

起業が実現するのかまたどこかで働くのかわかりませんが死活問題なので。

 

 

福岡の赤坂ハローワークへ。

 

 

のんちゃんはとりあえず登録したりいろいろと話を聞いてくるという事なので、私は入り口近くの求人を見たりふらふらしてました。

 

すると、ハローワーク入り口でずっと立っている女の人が‥‥。

 

最初から気になってたんですけど待ち合わせかなぁと思っていました。

きれいめスーツを着てキョロキョロ。

少し神経質そう。

 

しばらくしてもまだ立ち続けて、入り口を気にしています。

 

 

ピンときました。

 

 

「あ、これが噂に聞く(ブラック起業限定)ハローワーク前のスカウトや!」

 

 

ハローワークエントランスでずっとウロウロしているわけにもいかないので近くの喫茶店でも行こうと外へ。

 

 

スカウトさんの目が光ります。

 

 

「あの、すみません!今、お仕事探されてます?!」

 

「はぁ…」(あー、やっぱりかぁ)

 

「ちょうどね、一緒に頑張ってくれる人を探してるところなの!」

 

「自分の頑張りがしっかり反映されるからやりがいあるよ、興味無い?」

 

けっこうグイグイ来るので、今探してないのでけっこうですーと退散。

 

 

おそらく基本給がとっても低くて歩合制の何かの営業とかだと思います。

自衛隊の勧誘とかもよく聞きますけど、今でも本当にあるんですね。

 

1つ新しい経験をしました。

 

のんちゃんを待つ間、偶然見つけた「フッコ」と言うコーヒー屋さんへ。

こじんまりして、ちょっとコアなマンガとか小説とかも置いてあり、何より珈琲が本気な感じでした。

「カフェ」じゃなくて「珈琲店」って感じです。久しぶりに好きな感じのお店。

私コーヒーは全然わからないんですけどね。

 

コロンビアなんちゃらかんちゃらハニーという名のコーヒーとチーズケーキでほっこりしていると、のんちゃんから終わったよー!と連絡が来たので合流。

 

良い職員さんに当たったらしく

「チャレンジ!スタートアップって本ももらった!」

と喜んでいました。

 

失業保険の条件をクリアしても通常もらえるのは3ヶ月後ですよね。

しかし辞めた原因が病気になったとかの場合は診断書を貰えれば時期を早めたりできる裏技もあるそうです。

 

実際、のんちゃんは持病のメニエールがひどくなったり鬱になりやすい傾向があったのでいけるかもしれません。

ちゃんと病院に行けばですが。

 

 

「やっぱりなんでもプロに聞くのが手っ取り早いよねー!」

 

日本は優しい国だとのんちゃんはご機嫌で帰っていきました。

 

 

早く働いてくれるのが1番なんですけどね。